休職中の過ごし方 中盤
実家で休んでいても、毎日が憂鬱で無気力で虚無感に苛まれていました。
食事は喉を通らずで、食べても吐いての繰り返しで、その時は3ヶ月で体重が30キロぐらい落ちました。
毎日自分はダメだ、無能だ、情けない、と自責の念を抱いていて、パニック発作を起こしては、また自分を責めての繰り返しでした。
自分ってなんで生きているんだろう、もういっそのこと消えてしまいたいとか毎日思っていました。
ほんとにどっぷりうつ病に生活を侵食され、生きる屍のような生活を送っていたなかで、
ある日、大学時代の友人がいきなり実家にやってきました。
本当なら久しぶりに会うという約束をしていたのですが、病気になって会えないと伝えていたので会うことはないと思っていたところに、
アポ無しでいきなりやってきました。
友達には、これまでの経緯とかをざっくり話したのですが、特に否定も肯定もすることなく、ただ聞いてくれました。
そして何事もないかのようにいつも通り接してくれて、それがとても嬉しかったのを今でも覚えています。
そして何ヶ月ぶりかに笑うことができ、自分の気持ちにもびっくりしていました。
状況が何か変わったわけではないのだけれど、
たった数時間の友達との楽しい時間を過ごしただけで、僕の心はすごく救われたような感じがして、
友達にはとても感謝しています。
人との関わりによってこんなにも人の気持ちが助けられるものだとすごく実感した良い経験になりました。
今の僕はこの経験から、うつ病に苦しむ誰かの少しでも助けられればと、そう思っています。
それでは今日はこのへんで、また次回につづく。
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