パニック障害の発症まで
社会人3年目のときに、パニック障害を発症して、会社を休職しました。その時のことを少しお話します。
当時、新規の開発業務に2年目から抜擢されました。その時は、よしがんばるぞ!っという気持ちで業務にあたりました。しかし、同僚や上司もほとんど使ったことないソフトを使用するため、周りに気軽に助けを求められないと感じていました。
実際に業務が始まると、分からないことが多くあり、その度に自分でなんとかしなければと思いながら必死に頑張っていました。
しかし思うように仕事が進まなく、周りに相談することもできない心理状態の中で、いつからか、
自分がなんとか頑張らなければ、、、、
これが出来ないと周りの人に見捨てられてしまう、、、
そんなこと思うことが日に日に強くなっていきました。そうして10ヶ月ぐらい必死にがんばってきましたが、だんだん、寝れない、食べれない、元気が出ない感じになってきました。
開発業務が始まって1年ぐらい経ったころには、
出来の悪い自分は周囲から笑われている、無能な人間だと思われている、と思うようになり、どんどんネガティブな感情に苛まれていきました。
ある日の朝、突然息が苦しくなり、呼吸の方法がわからなくなってしまい過呼吸になってしまいました。
その日は会社を休みましたが、次の日も会社に行こうとすると、身体が思うように動けなくなりまた過呼吸になってしまいました。
もうその頃には、自分は何もできないダメな人間なんだと思い、いっそ消えてしまいたいとも思っていました。
こんな状態であることを知人に相談したら、
あなたはもう普通の精神状態じゃないから、精神科医のところに行って、と言われました。
言われるがまま、とりあえず病院に行ったら、
パニック障害、うつ病と診断を受け、会社も休職することになりました。
診断を受けたときには、休めるんだという安堵の気持ちと申し訳ない、仕事ができないことが情けないと思う気持ちがひしめきあっていて、感情はぐちゃぐちゃでした。
散文的になってしまいましたが、簡単に発症当時のことを振り返ってみました。
思い出すと、当時は嫌だった、苦しかったなぁっと思う気持ちを少し懐かしく感じるぐらいには、私も回復しております。
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